2022.10.14

最先端宇宙物理学を活用し地域のブランド化を図る

【概要】

寄附受入れの経緯・工夫
岐阜県と各務原市では、航空宇宙関連企業や県・市とつながりのある企業を中心に、トップセールスや職員の訪問等により寄附依頼を行いました。各務原市に生産拠点を置く川崎重工業株式会社から県と市のそれぞれに寄附をいただき、同社にはリニューアル構想づくりへの参画や展示物の供出のほか、航空機等の説明をするボランティアスタッフとしての職員の派遣、子ども向け教育プログラムの開発など、寄附以外にも多大な貢献をいただきました。寄附企業への感謝の念から、県・市のホームページで寄附企業名を公開するとともに、プレスリリース等に企業情報を掲載しています。

寄附の経緯・効果
航空宇宙産業などに携わる各企業と連携・協力し、博物館リニューアル事業や子ども向け人材育成教育プログラムなどにより、航空宇宙産業の次世代を担う人材の確保・育成、更には地域発展に寄与されることから寄附を決定しました。

【成果】博物館への来館者が増加し、航空宇宙産業への注目度がアップ

  1. JAXA等と連携した宇宙教育プログラムを実施
  2. 子どもと航空宇宙分野のボランティアが交流できる企画展を通して、航空宇宙分野への子どもたちの関心がアップ
  3. 県内航空宇宙産業の製造品出荷額が増加
  4. 航空宇宙博物館の来館者数が増加

【事業分野】人材育成
【事業期間】岐阜県 2016年9月~2021年3月 各務原市 2016年9月~2020年3月
【総事業費】岐阜県 63,900千円 各務原市 2,629,529千円
【寄附額】岐阜県 4,700千円(2020年9月末現在)各務原市 11,503千円
【寄附件数】岐阜県 11件(2020年9月末現在)各務原市 11件
【寄附企業名】川崎重工業株式会社 ほか9社

引用:令和3年3月内閣府地方創生推進事務局 企業版ふるさと納税活用事例